第16話 手段にハマる社長と手段を活かす社長の違い
「もう慣れました。うちのM社長は勉強熱心なんですよ。現場は悲鳴を上げていますが…。」 営業部門の責任者、T本部長は、申し訳なさそうに小島に話しかけます。 「そうなんですね。もし、よろしければ背景を教えていただけませんか。」 社長が決断し、導入が決…
同族会社 3年分 受注残をつくる 変革経営
我が社にイノベーションを起こし、業績だけでなく・文化的にも豊かな会社に進化・成長するために。3年分 受注残をつくる先行経営、業績3年 先行管理、付加価値経営 といった視点で、小島なりの気づき、ヒント、応援内容を毎週火曜日に更新しております。ぜひ、貴社の経営にご活用ください。
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「もう慣れました。うちのM社長は勉強熱心なんですよ。現場は悲鳴を上げていますが…。」 営業部門の責任者、T本部長は、申し訳なさそうに小島に話しかけます。 「そうなんですね。もし、よろしければ背景を教えていただけませんか。」 社長が決断し、導入が決…
「社長のこだわりが強すぎて、ついていくのがやっとですよ」 コンサルティングを終え、最寄り駅に向かう車の中。役員のKさんは、ハンドルを握りながら小島に胸の内を明かします。 この数分前。Y社長は、小島に愚痴をこぼしていました。 「すぐに諦める社員ばかりで……
「周りの様子をうかがう社員ばかりで…。」 「もっと社員にリーダーシップがあれば…。」 「小島先生。どうしたらよいのでしょうか。」 先日、流通・小売業を営む会社の経営陣からご相談がありました。 週末になると、どの店舗の駐車場も大渋滞。客入りもよく、そこそこに…
「うちの社員が、こんなにも笑うとは思いませんでした!」 <ピッカピカの一年生> <24時間たたかえますか> みなさんの記憶にも残っているであろうあのCM 先日、伝説のクリエーター本田亮氏(元電通)の講演会が、横浜のとある企業の社員向けに開催されました。小島は…
「小島先生。我が社の取り組みはどうでしたか?」 発表の緊張から開放され、上機嫌に話しかけるK社長。 ある事例発表会にゲスト参加した後、懇親会の席で話しかけられました。 松下幸之助が「事業は人なり」といったように、企業経営に人はかかせません。K社長も例外ではなく…
■1.経営活動を続けるとルールが増える 「トラブルが起きるたびにルールが増えてしまう。どうしたら良いですか」 全国的に有名な加工食品をOEMで製造するA社。この製品ラインだけで売上高が百億円規模にまで成長しました。同社の主力事業の一つになっています。この製品は、鮮…
「それで、受注はできたのか?」 目の前に、歯切れの悪い報告をする営業部長がいる。 ふと気がつくと、机をコンコンと叩いていた。まるで右手の指先が意思を持っているようだ。この癖を直さねばと思いつつ、ついやってしまう。社長は、結果が気になる生き物である。 主要得意先の主…
≪ この紋所が目に入らぬか!! ≫ 印籠を見せる助さんの如く、真剣な顔でスマートフォンを見せるSさん。 その横で、なぜか天を仰ぐ水戸黄門様(K社長) 「怒りを通り超えました。これを見てください。」 人事部長のSさんは、小島に話しかけます。 &n…
「小島さん。第2工場を新設し、設計部門を集約します」 「社長。決断しましたね。一緒に形にしていきましょう」 先日お話した経営者さまの決断。小島も身が引き締まります。 経営者の重要な仕事は、日々勝負ポイントを見極め、決断し続けることです。 この決断が正解なのか…
「そんな方法があったなんて…」 「もっと早く実施していれば…」 他社の動向を見て、思わず口にしたことはないでしょうか。 近年、活躍が目立つあの会社。新たな取り組みで成長する同業他社もいれば、他業種からの新規参入、ベンチャー企業もいる。その商品・そのサービス、その戦…